炎症細胞 −気管支喘息の新しい視点−
制作年月 1991年2月
時 間 17分
あらすじ 気管支喘息がアレルギー性の炎症反応としてとらえられ始めました。抗原刺激による肥満細胞の脱顆粒が引き金となって、その後、生体内ではどんな炎症細胞がどのように反応していくのか。血管壁で細胞間接着分子ICAM-1の発現、好中球のローリングから遊走、好酸球の脱顆粒へ、アレルギー性炎症の一連の現 象を新たなアプローチで追究、映像化しました。

近年、炎症を中心としたとらえ方で理解されるようになってきた気管支喘息の病態メカニズムの実際を、実験動物の生体の顕微鏡撮影で追いかけ、カルシウム顕微鏡、走査型電子顕微鏡、免疫組織学的染色などを駆使して、学会の最新知見の新しい映像化を試み、一つの仮説を提起して、学会の興奮を呼んだ一作です。

喘息患者に特徴的な好酸球の集積、脱顆粒の謎に迫ります。一端を接着させて長時間踊り続け、炎症をさらに進展させる好酸球の特異なふるまいは、この映画で初めて記録されたものです。
受賞歴 1991 パレゾー国際科学映画祭 招待上映
1991 パルマ・メディキナーレ国際医学・科学映画祭 優秀賞
企 画 鳥居薬品株式会社
わかもと製薬株式会社
監 修 宮本 昭正 (国立相模原病院 院長)
学術指導 牧野 荘平 (獨協医科大学 教授)
福田 健 (獨協医科大学助 教授)
奥村 康 (順天堂大学医学部 教授)
藤澤 隆夫 (国立療養所三重病院)
※企画社名、監修・指導学者の所属・肩書き等は完成当時のものです。
スタッフ 演出:武田純一郎 / 川村智子
脚本:川村智子
撮影:豊村謙治
研究:高岡成好 / 浅香時夫 / 岩田由佳
音楽:宮川進
解説:伊藤惣一
制作デスク:長谷川高久 / 轟泰行
制作:武田純一郎 / 吉野俊昌